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◆ノリ
本県では、江戸時代に気仙沼湾で養殖が始められました。その後、県中部や南部にも広がり、昭和30年頃からは人工種苗と養殖技術の進歩で外洋でもノリ養殖が行われるようになり、生産量が飛躍的に増えました。現在では加工工程がほとんど機械化されて均質な味のよい乾のりが生産されています。ビタミンA、B群、Cを多く含む栄養豊かな食品です。
◆カキ
カキはグリコーゲンという栄養素を多く含む「海のミルク」とも呼ばれています。特に寒くなってから美味しさが増し、洋の東西を問わず好まれています。宮城県での養殖の歴史は、今から約300年前に松島湾で始められてから技術の改良により漁場が広がるなど主力養殖種目になり、全国2位の生産をあげ、主に生食用として流通しています。また、本県は養殖用種ガキの生産県としても有名で、全国に出荷しています。
◆ワカメ
本県では昭和31年に採苗の量産化に成功したのと同時に女川町小乗浜で垂下養殖による企業化が始まりました。養殖施設数も沖合に向け年ごとに増えて、金華山以降の沿岸の主要種目になり、岩手県に次いで全国2位の生産を上げています。ヘルシーフーズとして味噌汁やスープなどの椀種のほかサラダ、酢の物など幅広く食卓に使われています。
◆コンブ
コンブといえば北海道が有名ですが、本県でも昭和40年代に養殖が始められ、今では気仙沼湾、松島湾を中心に生産されています。本県のコンブは葉が柔らかい特性を生かして、結びコンブやスキコンブなどに加工され、おでん等に使われています。
◆ホタテ
北海道、青森が有名ですが、本県でも昭和40年代頃に盛んに養殖されていました。一時へい死問題で生産が減少しましたが、技術の改良により安定した生産が可能になりました。特に本県産は成長がよく、生鮮貝としての需要が高いことから、また近年生産が増えています。
◆ホヤ
金華山以北の沿岸部で採苗され収穫まで3,4年の歳月をかけ養成されます。採苗時期は12月〜1月で、収穫は初春から夏にかけて行われます。「海のパイナップル」とも呼ばれ、東北の珍味の一つとなっています。夏が旬で刺身や酢の物がおいしく、生食でも利用されるほか珍味加工品としても人気がでています。
◆ギンザケ
昭和50年に志津川町で海中養殖が始められ、その後、県北部や中部にも養殖が広がり、生産量は全国生産の約9割を占めるようになりました。稚魚は山間部の清流で育てられ、秋に体重200gぐらいで海に移されます。その後速やかに成長し、翌年の初夏までには2〜3kgに達します。本県のギンザケは脂がのり、刺身、ムニエル、マリネなどに向いています。
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