●七皿食う鮫臭い
さんざん食べたあげく、サメのようにまずい料理だったと文句をつけること。得手勝手な言動、振る舞いをいいます。
●鮫の横っ飛び
図体のでかいサメが横っ飛びするという醜い姿の連想から、顔の悪い女性のたとえ。
●鮫の出入り子
サメの稚魚は親ザメの腹の中で生活し、朝になると親の口から出て、夕方にはまた腹の中に戻ってくるという意で、出戻り娘をたとえています。
●フカが魅入る
執念深くフカに追いかけられて絶体絶命のピンチになる意で、一度狙ったら逃がしはしない執念をたとえていいます。
●フカの寝食い
大食漢のフカが食っては寝ている様子をたとえたもの。よく寝、よく食べる人をいいます。



サメの仲間で最大級は体長20mにも達するジンベイザメ。現存する魚類の中で一番大きいといわれる。次がウバザメで最大15m、つづいて12〜3mになるホホジロザメで、人食いザメとしての恐れられ、映画「ジョーズ」のサメとしても有名。また、その胃から馬が1馬丸ごと出てきたという話もあります。
宮城県の松島沖合で定置網に体長8m、重さ5トンもあるウバザメがかかったことがあります。25馬力の漁船5隻で30分かけて引き揚げたとのこと。仙台名産ササカマにすると約10万倍ということですが、これなど小さい方というから驚きです。
一方、小さい例では、カリブ海からコロンビア付近の300m位の深海にいるペリーカラスザメがあり、オスがせいぜい16〜17cm、メスが19〜20cmという小ささ。このぐらいなら可愛いいもんですね。



サメはとても効率の良い泳ぎ方をします。大部分のサメは流線形の体としっかりとしたひれをもち、水中を猛スピードでしかも敏捷に泳ぎ回ることができます。遊泳に関してはまさに完ぺきといわれています。サメの体形と流体力学的な特徴が第二次世界大戦時の戦闘機の形と空力的な特徴が非常に似ているとのこと。
ちなみのどのくらいの速さで泳ぐかといいますと、飼育下の巡航速度は毎時2.0〜4.8km位ですが、海で餌を襲ったりするときは、この10倍位の速度になると考えられています。ある実験では小さなヨシキリザメが瞬間時に時速68kmで泳いだととのこと、真意のほどは明かではありませんが、いずれにしても相当早いことは確かです。



サメの平均寿命は25年以下といわれていますが、なかには1世紀近く生きるものもいます。サメの中で最も長寿なのはアブラツノザメで、70年以上生き、100年も生きる可能性があります。イコクエイラクブカやジンベイザメも長生きのサメで、40〜60歳以上は生きるだろうと見られています。サメによって成長状況はまちまちですが、研究が進んでいるヤジブカという種についていえば、成長率はオス・メス同じですが、メスの方が大きくなります。成長率は3歳までは比較的良く、4〜9歳の間は低く、その後数年間よくなってから、再び成長が悪くなり、そのまま死亡することが判明しています。なぜ、変化するかは分かっていませんが、いずれにしてもサメはとても長生きといえます。